ガソリン価格は今後どうなる?石油価格が高騰したらすぐにガソリンを入れるべき?

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たろう
たろう

石油価格が高騰したとニュースでやっていたけど、すぐにガソリンを給油したほうが良いのかな?

こういった疑問を解決していきます。

車の維持費の大部分を占めているのがガソリン代です。毎回給油しているガソリンスタンドの価格をみて「先週よりガソリン高くなったな…」と思ったことはないでしょうか。

ガソリンの原材料は原油ですので、原油価格とガソリン価格は切っても切れない関係性にあります。

しかしリアルタイムにガソリン価格と石油価格の値動きが連動しておらず、タイムラグが発生しています。

ここでは過去のデータをもとに原油価格がガソリン価格に反映されるまでに、どのぐらいの期間があるのかを紹介します。

そうすることで、今後のガソリン価格を予測することもできるようになります。

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ガソリン価格の内訳について

まずガソリン価格のうち、本体価格はどのくらい占めているのでしょうか。

「1リットルあたりレギュラーガソリン145円」を例にすると内訳はこちらになります。

ガソリン価格の中のガソリン本体価格は75.22円で全体のわずか51.9%となります。残りの48.1%は税金です。

ガソリン145円/Lの内訳

  • ガソリン本体: 75.22円
  • ガソリン税 : 54.56円
  • 消費税(10%): 13.18円
  • 石油石炭税 : 2.04円

ガソリン税と石油炭素税は固定で同一価格です。

石油価格が影響してくるのはガソリン本体価格と消費税になります。

石油価格が変動したときにガソリン本体価格に影響を与えるので、ガソリンのおよそ半分が価格変動に影響を与えています。

日本の石油輸入状況

日本では石油がほとんど採れないため、輸入に頼っています。

世界からの輸入が「99.7%」を占めてます。自国だけだとたったの1日分しかまかなえないということになります。

たかぴー2
 

日本は石油を輸入に頼っているため世界情勢などによってガソリン価格が大きく影響を受けるということだよ!

中東が○○%

出典:経済産業省資源エネルギー庁

日本の輸入している原油は中東地域に約88%依存しています。

中東の政治情勢がよくニュースで放送されていますが、これは石油価格への影響と密接に関係しており、ガソリン価格高騰する懸念があるためです。

日常生活に密接に関わることなので中東の情勢は確認しておくと良いでしょう。

原油取引の3大原油指標

たかぴー2
 

実は石油って株の売買のように投資目的で取引されているんだ

原油取引の3大原油指標は以下の3つです。

  1. WTI(ニューヨーク原油)
  2. 欧州産の北海ブレンド原油
  3. 中東のドバイ原油

ニューヨーク商品先物市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート=ニューヨーク原油)と欧州市場の北海ブレント原油とアジア市場の指標となる中東のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ原油になります。

この3種類の原油が「世界3大指標原油」と呼ばれています。

日本が輸入量が多いドバイ原油価格がガソリン価格に影響してくるのですが、原油の取引は「先物取引」です。つまり石油が株の売買のように投資目的で取引されています。

そしてニューヨークの取引所での取引量は他の2つに比べて圧倒的に多いため、ニューヨークの市場価格が、世界の原油の取引価格の指標になります

つまりアメリカ国内の政治情勢が影響してニューヨーク原油が高騰すると、ドバイ原油も影響を受けて高騰します。

以上のことから日本のガソリン価格の指標としては

  • WTI(ニューヨーク原油)  (世界最大取引指標のため)
  • ドバイ原油 (日本の最大輸入原油のため)

この2つをチェックしておけば良いでしょう。

ガソリン小売価格と石油価格の関係性

ガソリン価格と石油の関係性を示したのがこちらのグラフになります。

出典:総務省統計局「小売物価統計調査」日本銀行「時系列統計データ検索サイト」

・赤色の実線:ガソリン小売価格

・青色の点線:原油価格(ドバイ)

2005年から2018年のガソリン小売価格と原油価格(ドバイ)になります。二つの線が同じような値動きをしていますが時期がズレているのが分かりますよね。

ガソリン価格に反映されるのか一カ月先!

ガソリン小売価格と原油価格(ドバイ)の価格の時期のズレはどうしておきているのでしょうか。

要因としては以下があります。

  1. 中東から日本へ海上輸送するのに時間がかかる
  2. 日本へ輸入後に原油からガソリンへ精製する工程があり時間を要する
  3. ガソリンスタンドの在庫消化の時間がある
たかぴー2
 

輸送と精製が主に起因していてガソリン小売とドバイ原油の値動きにおよそ1カ月の時間差が発生しているよ

ガソリンスタンドで販売しているガソリンは、少し前に精油されたものということになり、ニュースなどで取り上げられてから実際ガソリン価格の値動きが発生するのは「およそ一カ月後」ということです。

尚、下の方は毎週ガソリン価格の定点予測をしてくれているのでとても参考になります。

世界情勢と原油価格の関係性

  • 2008年:リーマンショックにょり石油需要減(石油価格値下がり)
  • 2009年以降:アジア諸国における需要増(石油価格上昇)
  • 2014年:アメリカのシェールオイルの供給増(石油価格値下がり)
  • 2016年以降:石油輸出国機構(OPEC)の原油の減産調整、(石油価格上昇)

石油価格は世界情勢と密接に関わっています。特に中東では紛争が絶えず起こっています。「資源がある地域では血が流れる」ともある通り、資源を狙って昔から争いが絶えず起こっており、それは今後も続くでしょう。

「世界情勢」と「石油の需要と供給」の観点で今後の石油価格の動向がどうなるのかを予測すると良いでしょう。

たかぴー2

ちなみに2020年にガソリン価格が下がった理由は2つあるよ

①世界的に原油価格が低下していた

➁需要の激減

まとめ(石油価格が高騰したらすぐにガソリンを入れるべき?)

ガソリンの原材料の「石油」「ガソリン小売価格」は時間差があるが連動しています。

原油価格が高騰しても、ガソリン小売価格に反映されるまでにおよそ一カ月かかるためすぐに入れる必要はありません。

一カ月先までのガソリン価格は高騰するのかどうか予測することができます。

  • WTI(ニューヨーク原油
  • ドバイ原油

この2つをチェックしよう。

そして今後のガソリン価格の動向については、「世界の情勢」「需要と供給」の観点でニュースをチェックすると良いでしょう。

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