冬になると必須となってくるのが「暖房機器」ですよね。毎日使うとなると気になるのはランニングコスト。
1ヶ月の光熱費の明細がきてあれっ?なんでこんなに高いの!?と思ったことはないでしょうか。エアコンとこたつをずっとつけてたからかな・・・など思い当たるふしはあると思います。
ここでは一般的な暖房機器の特徴とランニングコストの相場を知り、月々の光熱費を抑えたいという方に読んでいただければ幸いです。

ここでは賢く冬を乗り切るためにランニングコストが安い暖房機器をランキング形式で紹介していくよ
電気代が安い暖房機器TOP7
ここでは、電気代、灯油代、ガス代を総称してランニングコストとしています。
*1kWh=27円で計算しています。
灯油の価格変動や、ガスの都市ガスなのかプロパンガスでかなりばらつきがあります。電気代についても外気や部屋の面積など使用環境に左右されますので、あくまで参考比較用としてお考えください。
第7位 電気ヒーター

特徴:燃料はいらず電気を燃料としているヒーターで速暖性に優れているため朝早い時間や短期間で暖まるのに最適。一方で電気代が比較的高いため長時間の使用にはあまり向いていないです。
コスト ★☆☆☆☆
安全性 ★★★★☆
暖まる速さ ★★★★★
暖める範囲:一部
ランニングコストは約32円と高めです。代表的なものとしてはダイソンのピュアホット&クールは最大消費電力1,200Wとパワーがある分コストも張ります。
メリット
- すぐに暖まる
- 喚起をする必要がない
- コンセントのみで使用できる
デメリット
- 電気代が高い
- 部屋全体を暖めるのは効率が悪い
- 衝撃に弱い機器が多い
第6位 ガスヒーター

特徴:ガスを熱源としており、素早い立ち上がりと部屋全体を暖めることができます。点火時と消灯時ににおいも少ないです。オール電化では使えないの注意しましょう。
コスト ★★☆☆☆
安全性 ★★☆☆☆
暖まる速さ ★★★★★
暖める範囲:部屋全体
ランニングコストは約25円~30円ほど。
メリット
- 部屋全体が暖まる
- 立ち上がりが早い
- 点火時、消火時のニオイが少ない
- 燃料の補給が不要
デメリット
- 定期的な換気が必要
- ガス栓で設置場所が限られる
- オール電化の家には不向き
第5位 石油ヒーター

特徴:灯油を燃料としています。昔ながらの暖房器具として思い浮かぶのはこれですね。灯油を用いたものとして石油ストーブや石油がファンヒーターなどがあり、エネルギー効率が良くお部屋全体を暖めるのに向いています。一方で灯油を調達する手間があります。
コスト ★★☆☆☆
安全性 ★☆☆☆☆
暖まる速さ ★☆☆☆☆
暖める範囲:部屋全体
ランニングコストは約20円~30円ほど。灯油を安く仕入れることができれば安くなります。
メリット
- お部屋全体が暖まる
- 設置場所を選ばない
- 電池駆動の石油ストーブは屋外でも利用可能
デメリット
- 定期的な換気・給油が必要
- 立ち上がりスピードが遅い
- 点火時、消火時のニオイがある
第4位 エアコン

特徴:部屋全体を暖めることができ、石油・ガス式のとは異なり燃焼を伴わず、部屋の空気をクリーンに保つことが出来ます。また冷房機能も兼ね備えているため年中活躍してくれます。
コスト ★★★☆☆
安全性 ★★★★★
暖まる速さ ★★★☆☆
暖める範囲:部屋全体
ランニングコストは18.9円~最大38.7円ほど。(10畳用で消費電力631Wのエアコンを想定)
メリット
- 部屋全体を暖める
- 安全性に優れる
- 燃料を必要としない
- オールシーズン使える
デメリット
- 室温を上げるときの電気代が高い
- イニシャルコスト(導入費用)が高い
- 短時間の利用には向いていない
- 乾燥しやすい
第3位 ホットカーペット

特徴:カーペットの中に電線が張り巡らされており、電気を通すことでカーペット表面を暖めることが出来ます。電気カーペットなどとも呼ばれます、費用は比較的安い反面、部屋全体を暖めることはできないので他の暖房器具と組み合わせて使うことが多いです。
コスト ★★★★☆
安全性 ★★★★☆
暖まる速さ ★★★★☆
暖める範囲:一部
ランニングコストは8.6円~12.4円(3畳用、弱230W,強330Wと想定)
メリット
- 電気代が安い
- 部屋が乾燥しない
デメリット
- 部屋全体は暖まらない
- 低温やけどの危険性
- ダニなど発生しやすい
第2位 こたつ

特徴:「猫はこたつで丸くなる」といわれるほど代表的な暖房機器。こたつテーブルの下に発熱体を設置し、こたつ布団でテーブル全体を覆うことでこたつ内の空間を暖めます。電気代が非常に安いです。一方で部屋全体を暖めることには不向きです。
コスト ★★★★★
安全性 ★★★★☆
暖まる速さ ★★★★☆
暖める範囲:一部
ランニングコストは3.0円~7.4円(弱80W、強200Wと想定)
メリット
- 電気料金を節約できる
- 部屋が乾燥しない
- シーズンオフでもテーブルとして使用できる
デメリット
- 部屋全体を暖めることができない
- 低温やけどの危険性あり
第1位 電気毛布

特徴:毛布の中に埋め込まれた電熱線によって暖める暖房器具。布団の中に敷くタイプやひざ掛けタイプなどがあります。丸洗いできたり自動オンオフ機能など備わっているものもあります。なにゆえ電気代が圧倒的に安く、部分的に暖めることを得意としています。
コスト ★★★★★
安全性 ★★★★☆
暖まる速さ ★★★★★
暖める範囲:一部(狭い)
ランニングコストは0.1円~1.1円と非常に安いです。(消費電力:弱3W,中18W,強31Wと想定)
メリット
- 電気代が安い
- 就寝時にも可能
- 比較的暖かくなるのが早い
- 部屋が乾燥しない
デメリット
- 暖めることができる箇所が一部分のみ
- 布団などでつけたまま寝ると低温やけどの危険性あり
電気毛布はぜひ一家に一台持っておくことをオススメします。
賢い暖房機器の活用方法
暖房機器はそれぞれ特徴があります。部屋全体を暖める能力の有無や、速く暖めることができたりそれぞれの特徴を知り上手に活用していきましょう。暖房機器を組み合わせることで節電効果を最大限に得ることが出来ます。

暖房機器を賢く組み合わせて上手に節約していきましょう。
石油ストーブやエアコンなどは暖まるまでに時間がかかるため、つなぎとして電気ヒーターを使う
電気毛布・こたつ・ホットカーペットを併用してエアコンの温度を低めに設定して電気代を節約する
複数集まるときは部屋全体が暖まる暖房機器を使い、一人だけのときは部分的に暖めてくれる安い暖房機器を使う
コメント
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