コスト低減とは ~原価管理のPDCA~

ブログ

「利益を増やすためにはどうしたらいいんだろう?」

モノを売ってたくさん利益を得るためには売価を上げる、原価を削減するの2つがあります。

利益 =売価 ー 原価

売価を上げて同じ量売ることが出来れば、その分利益はたくさん出ますよね。

しかしモノの売買はそんな単純ではなく、売価を上げたことにより顧客が減り

結果的に売れる量が減り損をしてしまった。

なんてことも当然起こりうるのです。

では「確実的に利益を増やすためにはどうすればいいのかな・・・」とそこで焦点があたるのが原価になります。

収益を増やしづづけるためには、継続的な原価管理を行いコスト低減をしていかないといけません。

スポンサーリンク

原価管理とは?どうやって進めるの?

「原価管理をどのように実施していけばいいのかな?」

闇雲にコスト低減出来るところを見つけて改善していくという進め方は効率が良くないです。

継続的な原価低減もなかなか上手くいかないでしょう。

原価企画活動を進めてくうえでの原価管理は主に以下の活動になります。

  • 目標利益を策定し、適正な売価を決定することより目標原価を設定する
  • 適切なタイミングで実績と目標との差を把握する
  • 原価の差異を把握し改善することを継続させることで最大利益の獲得

また会社の経営に役立てるためにも、損益分岐点を把握しておくことも大切です。

効率的かつ継続的に原価管理を進めていくためにはPDCAサイクルを上手に回していくと良いでしょう。

ではどのようにPDCAを回して原価管理を進めて行けば良いのかを解説していきます。

PDCAサイクルを意識して原価管理をしよう

PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を繰り返すことによって製造や品質など管理業務を継続的に改善していく手法になります。

原価管理にどう適用していくのかですが、原価企画活動のコスト改善に回していくのが最適です。原価企画活動とは、言ってみればコストコントロールして狙った原価に導く活動です。

PDCAを具体的にどう回していけばいいのかを解説していきます。

Plan:目標とする原価の設定

目標原価とは「目標売価ー目標利益」で決まります。

つまりこの製品でこれだけ必要な利益を考えると目標となる原価がわかります。

計画原価や予算原価とも呼ばれます。この目標を策定することで目標に向けた製品設計と製造方式が始まります。

原価企画活動スタートです。ここからコストコントロールしていきます。

Do:計画を実行

目標原価に近づけるためには製品開発と製造方式が一丸となって検討をします。

製品開発にはモノの材質を変えよう、共通化してみよう、過剰スペックだから少し性能落として最適化してみようなど、様々なアプローチから攻めていきます。

製造方式もしかりで、構造変更で加工工程を減らそう、作業方法を変更して作業時間を短縮しよう、不良低減しようなどこちらも同じようにコスト低減のネタを考えていきます。

会議室に各機能が一同集まりアイデアを持ち寄ることでコスト低減ネタを盛り込んでいきます。

ここの活動でどれだけ目標原価に近づけるかが決まります。

Check:目標と実績の原価差異分析

原価計算結果=診断書

いわゆるここでは結果発表です。

原価計算して目標と実績のギャップを知ることとなります。原価計算とはいわゆる診断書です。

つまり、医者が各機能の集めてきたアイデアを集約して原価計算をして、あなたはここが悪いですという診断結果の場です。

この現状の原価を正しく見える化することで、実績と目標との差異を把握・解析していきます。

「モノの買いが悪いの?つくりが悪いの?」とさらに細分化して悪い場所を特定します。

Action:適切な改善処置を立案

診断結果を言われました。しかし早期発見のため、悪いところにメスを入れていきます。

つまり適切な悪い部分を知り、最適な薬を処方していくのです。

途中から病院の診断結果になりましたが、原価低減の流れは

目標を決める(P)→原価低減活動(D)→診断(C)→原価の把握と改善(A)

この一連のPDCAサイクルを何度も回すことで原価の継続的な改善を図るのです。原価企画業務を主として説明しましたが、PDCAを上手に回すことで、日々の原価管理業務でも効率よく原価低減ができます。

まとめ

原価管理はPDCAサイクルを回すことで、継続的な原価低減活動や原価維持活動ができる。

そのためには目標原価を設定すること(P)、原価活動(D),適切なタイミングで実績を確認(C)、原価の把握と改善(A)を上手に実施していくと良いでしょう。

このサイクルを原価管理業務で適用させることで、事業の継続的な発展に貢献できることでしょう。

コメント

  1. […] コスト低減とは ~原価管理のPDCA~ […]

タイトルとURLをコピーしました